極微の嵐にやられた!
 昨日は嵐が吹き荒れたようです。実際のところは見ていませんが、駅から出ると、まるで雪解けの後のように、道には一面土が広がり、木々の葉が吹き散らされ、除草作業ででた草の切りかすなどが散乱していました。まあ、草刈のあとのあの青臭いにおいも嫌いではありませんから、良いのですが、木々の枝も散らかり、暴風雨というよりは上から叩き落されたような感じでしたね。
 道端には白い塊があって、なんだか妙な感じでした、近寄ると冷たい放射を感じます。なんと・・・雪?多分雹だったのでしょうね。
 ネット上のニュースを眺めていると、Infoseekのでは、ちゃんと出ていました。
05月24日(水) 18時32分 ●突風吹き荒れ100人以上負傷=ひょう直撃、窓ガラス割れる−茨城・千葉  
 24日正午から午後1時ごろにかけ、茨城県南部から千葉県北部にかけて、ひょうを伴う突風が吹き荒れ、ひょうが直撃したり、割れたガラス片で切ったりするなどして、100人以上が負傷した。
 茨城県取手市では突風のため、市立取手小で校舎西側の窓ガラス約10枚が割れ、児童5人が負傷し、うち2年生の女子児童2人が病院で手当てを受けた。校内にある直径約1メートルの桜の木も根こそぎ倒れた。また、同市内の国道を走行していた乗用車の後部座席に座っていた生後7カ月の幼児が割れたガラスで頭を切った。同市新町のゴルフ場「利根パークゴルフ」では、ゴルフボール大のひょうに当たって1人が負傷、パラソルを持っていた女性客(59)が風に飛ばされ、頭を打って入院した。同市内の国道6号の大利根橋の橋上では、横風にあおられトラック2台が横転したが、けが人はいなかった。
 一方、千葉県のまとめによると、我孫子、印西両市などでひょうが頭や手足に当たって17人が負傷した。また、柏市、我孫子市などの小中高校では窓ガラスが1800枚以上割れて、少なくとも64人の児童・生徒が負傷。住宅でも1800棟以上でガラスが割れたり、床上浸水したりするなどの被害が出た。
 こんな具合ですね。なんと100人以上の人が怪我をしたということですから、とんでもない災害であったようです。駅から家に歩く間にも、ガラス屋さんが入っている家も見かけましたし、とんでもない天気だったということが感じられます。
 我が家について、庭を見ると、木々は丸坊主になったものすら見受けられます。ざっと見た感じでは、多分柿は全滅、梅も全滅ですね。つばきもほとんどの葉が叩き落され悲惨な雰囲気を漂わせています。ちょっとひまわりの映像を見てみましょう。13時の水蒸気の画像を見ると、右の写真のように、千葉県北部に非常に濃い水蒸気の塊があることが見て取れます。
 着色された赤外画像でもその様子は明瞭です。それが左の写真ですね。残念なことに、同時刻の映像はうまく表示できなくて取ってこられませんでした。でも約1時間で右のやつから左のものへと変わっています。気になったので、正午の映像も見てみると、可視光線ではそれらしいものがありますが、水蒸気の映像は別に何もありません。非常に短時間の間に雲が発生し、雹を降らせ、抜けていったという感じですね。
 多分、非常に強い上昇気流が生み出されたのでしょう。アメダスの方では目立った観測結果は、気温の変化ですね。正午には26度の気温が、13時には20度まで低下しています。降水量も見てみましょう。我孫子では正午には0mmです。13時には16.5mmとなっています。14時には再び0mmですから、非常に短時間に降水があったことがわかりますね。右上の写真で見られるような、極微の地方気象なんかまともに予報することができるのでしょうか?非常に気になりますね。まあ、とんでもない嵐だったということでしょう。農作物の被害が心配です。稲などどうなっているのでしょうか?菜っ葉も被害甚大でしょうね。まったく自然は恐ろしいものです。
 そうだ、物置の屋根は大丈夫ですかね?ちょっとみてきましょう・・・・・
 ひどいものです、穴だらけです。ガレージのはポリカーボネートの網入りですから被害はないようですが、物置の安物の屋根は見事な穴があいています。土曜日には屋根の修理ですね。困ったものです。