業界の変動? どうもIT関連というか、コンピュータ関連はあまり元気がないのか?ちょっと気になります。6月1日に情報家電の小売をやっていたところが帝国データバンクの倒産情報に掲載されていました。 まあ、ここ10年くらい、泡沫企業的に現れては消えていったところが結構ありますからね。さすがに薄利多売にもかげりが見えてきたのかもしれませんね。 そういえば、情報家電は耐久消費財としての側面を持ち始めたのかもしれません。だって、近頃あまり大きなシステム構成の変更をしていませんからね。事実上、ここ1年ほどは大掛かりなコンピュータの拡張や機能強化を行っていませんからね。それだけ、ある意味完成したものに近づいたのかもしれませんね。多分、体感速度がある程度の水準に達したということなのかもしれません。 あとは、最速のコンピュータですら重く感じるようなソフトが必要なのかもしれません。まあ、そうはいっても、何か拡張しないと満足しない人もいるようです。ひたすら最速のマシンを求め、金をつぎ込む人もいますからね。何に使うか知らないけれども、使用目的にそぐわない不思議な拡張癖とかね。まあ、お金があれば良いですが。どうも、そういった鴨が葱を背負って歩いているような人も、以前よりは少なくなったのでは?まあ、技術革新がひとまず安定していますからね。こんなことを考えると、ちょっと業界がまずくなりつつあるのかな?なんて気になります。 何しろ携帯電話関連も、市場が成熟したため、付加価値性に関しても、ちょっと伸びが止まってきましたからね。それに伴い、販売代理店に大きな衝撃が走っているようです。株価は何処まで下落するのやら?かなり気になりますね。結局は市場が成熟するということは、そこで企業の整理統合が行われていくのだということですね。 市場の拡大とその成熟へ向けて馬車馬的に走り回った企業も、その際の資本投下による資金繰りが困難になっていくということですかね。特に、携帯電話のバックマージンとか販売システムの変更やらね。意外と、企業の経済基盤のもろさを感じさせますね。そういえば、携帯電話の普及で、忽ちのうちに市場が蒸発したポケベル業界もありました。 まあ、携帯電話で名をあげたところも、しっかり、投資部門が生きていますから、販売部門を切り捨てることで生き残りそうな気もします。結局は、未開拓な分野のパイオニアは、通信回線を握る巨大資本の尖兵として戦い、平定の後、不要な存在として仕事を失うということなのでしょうかね?やはり、自分でメディアを持つとか、開発部門を持つとか、虚業的なものから脱しないといけないということでしょうね。 しかし、実業って?なんだか、この定義も変化しつつあるような?まあ、業界の再編成ですかね?しかし、コンピュータ業界もちょっと気になりますね。現在ほとんどの部品を台湾中国からの輸入ですからね。国内生産でないものに関しては、メーカーの振りをしていても、結局は、自社ブランドとしての販売代理店に過ぎないような気がします。そうなると、近い将来コンピュータも同じような失速が起こるかもしれませんね。まあ、こちらの方は後ろに巨大資本があるというわけではありませんからね。それよりちょっと気になるのは、ハードウエアというものの上に乗っているソフトウエアですね。マイクロソフトの基盤は磐石ですか?ちょっと気になります。近頃、ライセンス料と司法省の動きとかでがたついていますからね。さて、どうなることやら?IBMが仕様を公開したATというコンピュータもIBMの手を離れ、ここまで進歩しましたからね。親はなくとも子は育つというやつですかね。Windowsもいっそのことソースコードの公開をしちゃって、自由な発展に任せ、マイクロソフトは、その管理とアプリケーションの分野での覇権でも争うのが良いのかもしれません。何しろ、これだけのシェアがあれば、一種の文化基盤に近いですからね。なんだか、リナックスがWindows並みに扱えるようになると、Windowsのシェアなんか一度に吹き飛んでしまうような気がしますからね。何しろ、最新のOSがインターネットに接続する環境があれば、常に利用でき、そして、公開されたソースコードに基づいて拡張することが可能ですからね。なんとなく、IBMのATが一人歩きして、ここまで成長したのと同じことがOSにも同じように起こるのでしょう。だって、そこには独占や寡占はありませんからね。AT互換機はパーソナルコンピュータではほぼ90%?のシェアですが、誰も独占しているわけではないですからね。多分、これが新しい業界の形態になっていくのでしょう。 果たしてWindowsは?そうだ、アップルがMacOSやMacのライセンス関連を公開してMacの互換機やMacOSなどが一人歩きできるように動かしたら?68kシリーズ用でも良いですからね。きっと誰かがAT用に書き換えるかもしれませんからね。なんだか、通信がインターネットにより、一種の革命の影響を受けたような感じです。今度、このあたりの観点で少し研究しましょう。 さて、飯の種になる方もやらないとね。おかしな考察は、とりあえずこの辺で!あとは明日かな。 |