結局マザーボードがだめなんです
 マイクロソフトのサイトからダウンロードしてきた、私のメインマシンの互換性のチェックが長時間かけて行われました。結果はどうも絶望的なようです。
 このアップグレード レポートによれば
ユニバーサル シリアル バス コントローラVIA VT83C572/VT82C586 PCI to USB Universal Host Controllerが指摘されています。つまりマザーボードを交換せよということですね。さらにPCI Communication Device、もだめMediaReader CF/ATA Card Controllerこれもだめ。まあこれは殺してあるやつですから問題はありません。CMI8738/C3DX PCI Audio Deviceこれもだめ、ユニバーサル シリアル バス コントローラMediaReader Device Driver MediaReader Firmware Loaderこれもだめ、まあ、オンボードのやつがみんな絶望的だよ!といわれているわけです。ソフトウエアは普段使うやつは大丈夫ですから問題ありませんがハードウエアはだめでした。
 マルチモニターの記述は次のようなものですから、これは大丈夫そうですね。Windows 2000 では、マルチ モニタをサポートしていますが、現在のモニタ構成を保存できません。セットアップ完了後、モニタ構成を調整する必要があります。
 あと気になるのは、バックアップファイルが削除されるという記述ですね。どうも、全ハードディスクを精査してすべてのWindows98などのファイルを消していくようです。
検出されたバックアップ ファイル
コンピュータ上に Windows 98 の一部のバックアップ ファイルと思われるファイルが見つかりました。Windows 2000 へのアップグレード中にコンピュータから、ハード ディスクにあるすべてのバックアップと一緒にWindows 98 を削除します。詳細は Windows フォルダ内の Setupact.logファイルにあります。バックアップ ファイルが含まれている可能性がある 27 個のフォルダを一覧表示します。これらのファイルをフロッピー ディスク、ネットワーク サーバー、圧縮アーカイブ ファイルまたは別のバックアップ機構へコピーして、保護してください。まあ、こんなところですね。チップセットがサポートされていないのなら、アップグレードは不可能です。したがって、面倒なことをしないといけないということです。Windows2000サーバーはノーマルペンティアム166、メモリー128Mのマシンへ導入、いまWindows2000サーバーの実験で使っているマシンをWindows2000プロフェッショナルを導入、運用は現在のままとなるんですかね?結局メインマシンのマザーボードで互換性が取れないということです。
 やっぱり、インテルのチップセットでないとだめということですかね?SISのチップセットだとどうですかね?あちらのマシンの互換性チェックをやってみないとなんともいえません。まあ、これで、インテル互換チップセットメーカーが影響を受けるか、マイクロソフトの販売戦略が影響を受けるのか?どうなるんでしょうか?とにかく動かないと仕方がありませんから、この線でシステム構築をしてみましょう。ウィンテル製品が事実上の標準なんですから仕方ないですかね?そうなると、Linuxのインストールがやさしければ、日本語環境でのソフトが充実してくれば、Windows離れが進むかもしれません。そうなればマイクロソフトも独占禁止法の手から逃れられるかもしれませんし、企業として失速するかもしれません。まあ、近頃はあまりOS依存というものがなくなりつつありますから、OSなんか私企業で開発するより、公的機関が世界的な規模で開発して普及させた方が効率がよいのかもしれません。でも、そうなるとIOCみたいな汚職事件が山ほど起こるんでしょうね。Windows互換のフリーのOSでも出ませんかね?そうなればいいのに!