ニューヨーク州って? 1 ニューヨークの大学をチェックしていったら、自分の頭の中のイメージとちょっと差が出てきました。ニューヨークって言うとニューヨーク市のイメージなんです。ニューヨーク州は?ナイアガラの滝があったり、結構ど田舎のイメージを持っていたり、そんな疑問からちょっとニューヨークに関して調べ始めてしまいました。 ニューヨーク New York まあ普通合衆国大西洋岸にあって、合衆国創設当時からの州ですね。所謂独立13州に属するというやつです。ニューヨーク州の別名はエンパイア・ステーでしたっけ?帝国州とか仰々しい名前がありますね。州都はオルバニーです。ニューヨークではないんですね。浦和と大宮の関係みたい?ちょっと違うようですね。 さて開拓の歴史みたいなことをやってみましょう。この地の開発は1524年、フィレンツェの航海家ジョバンニ・ダ・ベラザーノのニューヨーク湾とハドソン川を発見に始まるようです。オランダの東インド会社に雇われたイギリス人ヘンリー・ハドソンがこの川をさかのぼって、現在のオルバニーんも地に至り、自分の名前をとって川をハドソン川と命名しました。このあたりは地味が豊で毛皮にも富み、友好的なインディアンがいることを会社へ報告しました。これ以降オランダ商人が交易に力を入れ、1614年ごろオルバニーに最初の交易用の砦を築き現地人との交易を行うようになっていきます。交易が事業として安定すると、1624年に最初の入植者として30家族が定住を始めました。これに伴い、行政区画としてニュー・ネザーランドと命名されます。そして1626年、この地の初代総督ピーター・ミヌイトがインディアンからマンハッタン島=現在のニューヨーク市を買収し、ここをニュー・アムステルダムと命名しました。その後のイギリス・オランダ戦争の結果、1674年にイギリス領となった折に、ニューアムステルダムはニューヨークと改められました。アムステルダムとヨークって似ているんですかね?そして、1776年の合衆国独立宣言とともに州となり、ニューヨークに州都が置かれました。しかし、1797年州都はオルバニーへ移っています。 先ず州都オルバニーAlbanyは独立13州の中でも二番目に古い定住地だそうです。はじめはオランダ人によって17世紀初めに毛皮交易所として開かれた場所が発展したようですね。そして、18世紀中ごろのフレンチ・アンド・インディアン戦争では、イギリス軍の本拠地として重きを置いた町のようです。1754年には、対仏共同防衛を目的とした植民地会議の「オルバニー会議」が開かれています。独立戦争時はイギリスに近いこともあって激戦の1つとして数えられてます。とくに1777年10月ハドソン川河畔の町サラトガSaratogaで戦われた、米億軍?ゲーツ将軍揮下7000人強が、英軍バーゴイン将軍指揮下の6000人弱のイギリス軍・国王派軍・インディアン軍の連合軍を降伏させた戦いです。このサラトガでの勝利は、フランスが米国支援へ積極的に行動するための重大な転機とされています。そして、先に述べたように、1797年にそれまでの州都ニューヨーク市にかわってオルバニー市が州都となったようです。 さて、この州都オルバニーの町が飛躍したのはエリー運河の開削によって1820年代に商業的に成功を収めていくことから始まるようです。そして、1830年代の鉄道敷設と鉄道網の拡大は工業発展を促しています。 さて、ニューヨークって寒そうですね気候は多分東北地方の内陸部を想定すれば良いようです。ニューヨーク市のイメージからすると海港都市的なイメージがありますが、実際には、河川沿いの内陸型の州のような感じですね。 まあ、古くから開発された地域であり、五大湖周辺の工業地帯への通り道、そして重工業、農産物の集積地としての役割をになっているようです。 そういえばアパラチア高地なんかが控えていますね。ここは地下資源が豊富なのでアメリカ近代工業へ多大の貢献をしたのでしょう。 さてニューヨーク市は?まあ合衆国最大の市のようですね。ここはハドソン川の河口ですから、普通なら河川が運んできた砂とか泥が堆積してできた地形になりそうですが、全体が火成岩や変成岩からできています。そのため、地盤が強固であるため、エンパイア・ステート・ビルディングのような摩天楼が早くから建設されたのでしょう。このエンパイア・ステート・ビルディングThe Empire State Buildingって1931年に完成しています。シュレーブ‐ラム‐ハーモン建築事務所設計、当初はビルの天辺の塔の部分を飛行船の係留塔にする計画だったそうですが、こちらは実現しなかったようです。Empire State Building - New York Cityここが公式サイトのようです。何と日本語の解説がありますよ!なかなか興味深いものです。ここも農地だったんですね。 さて、ニューヨークは海岸線にあるので、仙台に良く似た気候なのだそうです。ここの歴史は、オランダによりマンハッタン島南端に毛皮交易所が開かれ、1626年にニュー・アムステルダムと名づけられたときに始まります。このときから新大陸の玄関口として今日にいたるというわけです。なんだかずいぶん長くなってきましたから、この辺で切るとしましょう。それでは次回! |
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